宮城県内でエコキュートを交換するときは、国の「給湯省エネ2026事業」を利用できる場合があります。
仙台市内で灯油給湯器から交換する方は、仙台市独自の補助金も確認してください。
住んでいる地域、交換前の給湯器、導入する型番によって利用できる制度が変わります。
この記事では、2026年6月2日に確認した公式情報をもとに、宮城県内でエコキュート交換を検討している方が最初に確認したい補助金を整理します。
補助金は予算や受付状況により変更されるため、契約前には必ずリンク先の公式サイトで最新情報をご確認ください。
- 宮城県在住者が使えるエコキュート補助金
- 国の補助金と自治体の補助金の違い
- エコキュート補助金の金額
- 補助金申請の流れ
- 補助金申請時の注意点
宮城県でエコキュートを交換したらもらえる補助金3種
最初に確認したいのは、全国を対象とする国の「給湯省エネ2026事業」です。
宮城県内の住宅も対象地域に含まれます。
さらに、仙台市内の住宅で既存の灯油給湯器を撤去する場合は、仙台市の「省エネ空調・給湯転換補助金」も候補になります。
| 制度 | 対象 | エコキュートの補助額 | 最初に確認すること |
|---|---|---|---|
![]() 給湯省エネ2026事業 | 宮城県内を含む 全国の対象住宅 | 基本額7万円/台。 対象機種は性能加算3万円/台 | 型番が対象製品か、契約する業者が登録事業者か |
![]() 仙台市省エネ空調・給湯転換補助金 | 仙台市内住宅で灯油給湯器から交換する方 | 費用の2分の1以内、 上限20万円 | 交換前の設備、居住地、申請時期、予算状況 |
![]() 宮城県スマートエネルギー住宅普及促進事業 | 県内住宅へ対象設備を導入する方 | エコキュート単体での補助金はなし ※太陽光蓄電池などを導入すれば合わせて補助金の対象 | 同時に導入する設備が対象になるか |
仙台市以外の市町村でも独自制度が設けられる場合があります。
ただし、制度の有無や対象設備は自治体ごとに異なります。
「宮城県内なら同じ補助金を使える」と決めつけず、お住まいの市町村の公式サイトも確認してください。
国の給湯省エネ事業は宮城県内でも使える場合がありますが、市町村ごとの独自制度は地域で異なります。お住まいの地域を選ぶと、登録済みの制度と公式ページを確認できます。
地域を選択すると、現在登録している補助金情報を表示します。
補助金は予算上限や申請期間により受付を終了する場合があります。申請前に必ず制度の公式サイトで最新状況をご確認ください。
給湯省エネ2026事業はエコキュートに7万円から10万円が給付される!
給湯省エネ2026事業の公式サイトによると、エコキュートの基本額は1台あたり7万円です。
さらに性能加算要件を満たす製品では、1台あたり3万円が加算されます。
性能加算の対象機種を選ぶ場合、合計は1台あたり10万円です。
| 項目 | 補助額 | 確認したい内容 |
|---|---|---|
| エコキュートの基本額 | 7万円/台 | 補助対象製品として登録された型番であること |
| 性能加算 | 3万円/台 | 基本要件に加えて、性能加算要件を満たす型番であること |
| 電気温水器の撤去加算 | 2万円/台 | エコキュート設置とあわせて既存の電気温水器を撤去すること |
| 電気蓄熱暖房機の撤去加算 | 4万円/台 | 対象となる撤去工事を行い、必要な写真を提出すること |
戸建住宅では高効率給湯器の補助上限は原則2台まで、共同住宅等では原則1台までです。
撤去加算は別枠の予算で実施され、予算額に達し次第終了予定と案内されています。
現在使っている機器がエコキュートで、古いエコキュートから新しいエコキュートへ交換する場合、既存エコキュートの撤去は加算対象ではありません。
対象機種は登録済みのエコキュートに限られる
エコキュートであれば、どの製品でも補助対象になるわけではありません。
対象機器の詳細ページでは、性能要件を満たし、補助対象製品として登録された製品が対象と案内されています。
基本額の対象になるエコキュートには、省エネ法上のトップランナー制度における2025年度目標基準値以上の性能に加えて、インターネット接続や天気予報・日射量予報との連動により、昼間の時間帯へ沸き上げをシフトする機能などの要件があります。
おひさまエコキュートも対象に含まれます。
一部の製品は、台所リモコンや無線LANアダプターなどの追加部品により要件を満たします。
性能加算は、基本要件を満たす機種のうち、さらに高い性能値を持つ製品が対象です。
見積もりを依頼するときは、「補助金が使える機種ですか」だけでなく、次の3点を型番単位で確認してください。
- 給湯省エネ2026事業の補助対象製品として登録されているか
- 基本額7万円だけでなく、性能加算3万円の対象になるか
- 追加部品が必要な場合、その部品代と設置費が見積もりに含まれているか
エコキュートの給湯省エネ補助金の申請は登録事業者が行う
給湯省エネ2026事業では、一般消費者が事務局へ直接申請する仕組みではありません。
既存住宅のリフォームとして交換する場合、原則として給湯省エネ事業者として登録された施工業者が交付申請などの手続きを行います。
施主が機器だけを購入し、取り付けのみを施工業者へ依頼する、いわゆる施主支給や材工分離の工事は補助対象になりません。
ネットショップなどで本体を先に購入する前に、補助金を利用した交換工事に対応できる登録事業者へ相談してください。
補助金の還元方法は、契約代金へ充当する方法または現金で支払う方法です。
監修者:宮城エコキュート研究所 編集部見積もりを比較するときは、表示金額が補助金適用前なのか、適用後の実質負担額なのかを確認しましょう。
現金還元の場合は、還元予定時期も書面で確認しておくと判断しやすくなります。
工事前の写真を忘れると申請できない場合があるので要注意!
給湯省エネ2026事業の公式サイトでは、交付申請時に導入する給湯器の工事前・工事後写真が必要と案内されています。
追加部品により性能要件を満たす場合は追加部品の写真、撤去加算を申請する場合は撤去する機器の写真も必要です。
交換工事が終わってから、撤去済みの機器を撮影し直すことはできません。
依頼先を決める前に以下の点をしっかりチェックしておきましょう。
- 工事前、工事後、撤去機器の写真を誰が撮影するか
- 性能加算に必要な追加部品と写真があるか
- 撤去加算を利用する場合、既存機器が対象設備に該当するか
- 申請手続きに必要な書類をいつ提出するか



交換業者側で撮影してくれることがほとんどですが、念のために確認しておくのがおすすめです
給湯省エネ2026事業の申請期限
給湯省エネ2026事業では、着工期間は2025年11月28日以降、交付申請は申請受付開始から予算上限に達するまでとされています。
遅くとも2026年12月31日までですが、予算上限に達した場合はそれより前に締め切られます。
交付申請の予約も、予算上限に達するまで、遅くとも2026年11月16日までです。
期限だけを見て年末まで待てると判断するのは危険です。
故障してから急いで交換すると、希望する型番の在庫、現地調査、工事日、写真記録、申請書類の準備を短期間で進める必要があります。
交換時期が近い場合は、対象機種と登録事業者を早めに確認してください。
宮城県独自の補助金ではエコキュート単体の枠はない
宮城県は、令和8年度スマートエネルギー住宅普及促進事業補助金を実施しています。
宮城県の公式案内には、太陽光発電システム、地中熱ヒートポンプシステム、蓄電池、V2H、家庭用燃料電池、既存住宅省エネルギー改修、みやぎゼロエネルギー住宅が掲載されています。
2026年6月2日に確認した公開情報では、エコキュート単体を対象とする補助メニューは掲載されていません。
宮城県内でエコキュートだけを交換する場合は、まず国の給湯省エネ2026事業を確認してください。
太陽光発電や蓄電池なども同時に検討している場合は、県制度の対象になる可能性があります。



宮城県在住の方は、基本的に国の補助金を利用することになります
仙台市で灯油給湯器から交換する方は市の補助金も確認
仙台市内の住宅に住み、既存の灯油給湯器を撤去してエコキュートへ置き換える方は、仙台市省エネ空調・給湯転換補助金を確認してください。
令和8年度の実施期間は2026年5月1日から12月15日までです。
エコキュートへの転換は、補助対象経費の2分の1以内で上限20万円です。
導入するエコキュートは、国の給湯省エネ事業の補助対象製品として登録されている未使用品であることが要件です。
仙台市の公式案内では、給湯設備について国の給湯省エネ補助金との併用が可能とされています。
ただし、仙台市の補助金はエコキュートへの交換なら一律に使える制度ではありません。
既存の灯油給湯器を撤去することが条件です。
現在使っている機器が電気温水器、ガス給湯器、既存のエコキュートなどの場合は、この市制度の対象条件と一致しません。
また、仙台市は補助金申請額の割合が75%を超えた時点で、それ以降の到着分を一定期間ごとの抽選とすると案内しています。
国制度と同様に、受付状況を確認してから契約や工事日を決めてください。
宮城県でエコキュート補助金を利用するときの確認事項
補助金は基本的に、制度の条件を満たせば利用できます。
利用する際に確認しておいた方がよいポイントは以下の通り。
- 現在の給湯器のメーカー、型番、熱源、設置年
- 国制度の対象機種、性能加算、撤去加算
- 仙台市制度と居住市町村の独自制度
- 登録事業者による現地調査と補助金適用前後の見積もり
- 工事前写真、撤去機器写真、必要書類の担当者
宮城県でエコキュート交換の見積もりを依頼するときに伝えたいこと
補助金を使えるか早く判断するために、問い合わせ前に現在の給湯器と設置場所の情報を整理しておきましょう。
型番が分からない場合は、本体に貼られた銘板の写真を撮影すると確認しやすくなります。
- 現在の給湯器のメーカー、型番、機器種別
- 戸建住宅か共同住宅か
- 設置場所、搬入経路、基礎、配管周辺の写真
- 希望する容量、寒冷地仕様、耐塩害仕様
- 補助金適用前後の金額を分けた見積もり
宮城県のエコキュート補助金に関するよくある質問
ここからは、宮城県のエコキュート補助金に関してよく寄せられる質問に回答していきます。
宮城県内でエコキュートを交換すれば必ず7万円もらえますか?
必ず受け取れるわけではありません。
対象製品として登録された型番を、登録事業者との契約により導入するなどの条件があります。
予算上限に達すると受付が終了します。
性能加算を含めると10万円になりますか?
基本額7万円の対象機種のうち、性能加算要件を満たす型番であれば3万円が加算され、合計10万円です。
見積書に記載された型番をもとに確認してください。
古いエコキュートを撤去すると撤去加算がありますか?
既存エコキュートの撤去は加算対象ではありません。
給湯省エネ2026事業で案内されている撤去加算は、電気温水器や電気蓄熱暖房機などの対象設備を撤去する場合です。
仙台市の上限20万円は誰でも利用できますか?
仙台市内の対象住宅に住み、既存の灯油給湯器を撤去して対象エコキュートへ置き換える方が候補です。
現在の給湯器が灯油給湯器ではない場合は条件と一致しません。
補助金の申請は交換後でも間に合いますか?
工事前写真などが必要です。
交換後に初めて確認すると申請に必要な記録をそろえられない場合があります。
契約前に登録事業者へ相談してください。




